デジトレ診断 > 2022年

デジトレ診断のデータを集計しました

デジトレ診断では100の設問の回答が診断結果として定量的に出力されます。今回は診断結果のデータを集計してみました。2021年12月末時点で600件を超える方に実施いただき業種別でも一定の件数が溜まっています。
業種は製造業の件数が多めですが、サービス業、建設業なども増えてきました。また、宿泊、不動産、教育、運輸など件数は少ないですが幅広い業種の方にも実施いただけました。

5つの力の合計スコアは200点満点で、平均は82.7点。5つの力は、それぞれ40点満点で前回(2021年9月時点)のスコアと同じ傾向で最も高いのは「体幹力」で、「基礎体力」、「伝える力」と続いています。
また、合計の点数が高い企業は業種に関係なく「体幹力」、「基礎体力」が高くなっていました。事業の内容に関係なく、意識して取り組んでいるということでしょう。

デジトレ診断 支援者プランでは上記以外にも集計・分析した結果を提供しています。今後もデジトレ診断のデータを使って業種別の傾向やスコアが高い企業の取り組みなど、情報提供していく予定です。

システム導入の1から10まで ~中小企業がシステム導入・リプレイスを考えるための基本~

というテーマの研修会を東京都中小企業振興公社様にて実施させていただくことになりました。

と、年明けにご紹介する予定でしたが、年末に募集開始し、即、定員超過となり募集締め切りとなってしまったそうです。昨今のデジタル化に対する中小企業の期待値の高さのあらわれでしょうか。参加したいなという方は次回開催をご期待ください。

ここでは、予定している研修内容を簡単にご紹介させていただきます。

■掲載ページ
公益財団法人東京都中小企業振興公社
生産性向上のためのデジタル技術活用推進事業
https://iot-robot.jp/seminar/hr-seminar-20220128/

■対象者
・システムの導入、リプレイスを今後控えているが心配である
 (システムの例:基幹システム、顧客管理システム、生産管理システム、ERP、グループウエア、RPA、SFAなど)
・システム導入がうまくいっていない、つまずいている
・実際に手を動かして自社のシステム導入計画をつくりたい

■プログラム
1日目

基礎講座
デジタルへの向き合い方を理解する
・なぜデジタル化か、どう向き合うか
・デジタルには5つの活かし方がある ※「中小ビジネスを伸ばすデジタル5つの活かし方」がテキスト
・モデルケース演習「ありたい姿整理シート」

2日目

技術講座
自社に必用なデジタルを見極める
・未来視点でありたい姿を整理する
・自社のデジタル活用度の自己チェック ※自己診断ツール「デジトレ診断」を使用
・モデルケース演習「デジタル化DMM」

3日目

応用講座
デジタル戦略の策定と実行
・自社のデジタル化戦略立案演習(デジタル化DMMとマップ)
・ツール選定とシステム導入・リプレイスのマネジメント

4日目

合同研究会
・kintoneベンダーの(株)ジョイゾ―様、「LINE WORKS」のワークスモバイルジャパン(株)様、「board」のヴェルク(株)様から製品の紹介を受けての質疑応答など
・振り返り、まとめ

講師はデジトレの堀が担当させていただきます。
1日目~3日目の主要な部分は、デジトレがご提供している通常の鉄板研修マテリアルを活用します。
・教材「中小ビジネスを伸ばすデジタル5つの活かし方」
・ワークシート
 ・「ありたい姿整理シート」
 ・「デジタル化DMM」
 ・「デジタル化マップ」
・デジタル活用の自己診断ツール「デジトレ診断」

今回の企画では、「システムのリプレイス」あるいはシステム導入フェーズにも焦点をあて、3日目の「 ツール選定とシステム導入・リプレイスのマネジメント」部分にて、ITベンダーとの共同作業となるシステム導入に関するいろは、必ず出てくる課題、その予防・対処方法、など、デジタル活用の戦略策定から続くプロセスについてもご紹介してまいります。

そして4日目、講師自身も大変ワクワクしていますが、今注目の3社様からの情報提供のセッションです。
一方通行にならないよう、講師が間に入って、受講生が知りたいこと、聞きたいことを引き出せるようにファシリテーションいたします。

実施後にまたレポートできればと思います。