デジトレ診断データを振り返り

2020年12月からデジトレ診断をリリースしてから約2年間、多くの方にデジトレ診断をご利用いただきました。2022年までのデータを使って、これまでのデジトレ診断の結果を振り返ります。

また、データが蓄積されてきたため、中小ビジネスを支援される支援者のみなさまにも活用いただきたいと考えています。具体的には、常に最新のデータが表示されるレポートを公開する予定です。共有設定が完了しましたら、改めてお知らせいたします。

1,000社超の会社が利用

2022年12月時点で、デジトレ診断を実施いただいた件数は1,477件、会社数では1,126社(団体や個人事業主含む)のみなさんにご利用いただきました。会社の規模別でみると100名以下の会社が945社と全体の8割以上を占め、中小企業および小規模企業のみなさんにご利用いただきました。診断結果が少しもでお役に立てていれば嬉しいです。

また、業種別にみても幅広い業種でご利用いただけたため業種別のスコアを比較すると各業種・業態の特徴が反映されたデータになっています。

平均スコアは81.7

1,126社の診断スコアの平均は81.7点(200点満点)でした。5つの力では体幹力がもっとも高く21.8点、続いて、基礎体力(17.1点)、伝える力(15.5点)、つながる力(14.0点)、回転力(13.3点)と続きます。

さらに、5つの力をそれぞれの強化ポイントの平均を見てみます。点数の低い回転力の中でも「データ活用環境の整備」が2.7点(10点満点)と低く、経営にデータを活かせていないと考えている企業が多いことがわかります。

支援者プランでデジトレ診断データのレポートを公開

今後、支援者プランの会員のみなさまは、上記以外にも業種別や企業の規模別の平均など、より詳細なデータを確認できるようになります。業種によって、5つの力の高いところ、低いところが異なる点、規模による点数の違いなど、参考になる情報です。数値はダウンロードも可能です。ぜひ、支援やセミナーにご活用ください。