デジタル庁が進める「デジタルの日」。
デジトレでは、DXやデジタル活用について悩みが多い3つのテーマについて参加者でディスカッションを行う「公開型オンラインサロン」を10月2日(日曜日)に実施いたしました。
その様子をYoutubeにアップしましたので宜しければご参照ください。
1.ツールを導入すればDXなのか?(30min.)
2.全体最適が必要って言うけどどうやる?(28min.)
3.システム導入したけど入力してもらえない(36min.)
デジタル庁が進める「デジタルの日」。
デジトレでは、DXやデジタル活用について悩みが多い3つのテーマについて参加者でディスカッションを行う「公開型オンラインサロン」を10月2日(日曜日)に実施いたしました。
その様子をYoutubeにアップしましたので宜しければご参照ください。
1.ツールを導入すればDXなのか?(30min.)
2.全体最適が必要って言うけどどうやる?(28min.)
3.システム導入したけど入力してもらえない(36min.)
デジトレ診断の有効な使い方の1つとして、 支援先企業内の複数名の方に実施いただき、デジタル活用の出発点とする方法があります。複数の診断結果を比較することで、各担当の抱えている課題やデジタル活用状況が明らかになり、改善が必要な箇所や各担当者間でより詳細な検討が必要な論点が見えてきます。
社内のデジタル活用をスタートしようとすると、どこから手をつけてたら良いのか、誰に何を担当してもらうか、など具体的にどう進めるかは、迷われるポイントです。複数の方のデジトレ診断結果をきかっけに社内のデジタル活用の議論をスタートさせることは論点も明確になり、非常に効果的です。
今回、デジトレ診断データボードβ(以下、データボードβ)に回答者別のスコアを確認できる新しいページを追加しました。支援先企業内の複数名でデジトレ診断を実施した場合に、結果をわかりやすく可視化できるようになります。
今回は、新しいページの説明と、その活用方法を紹介します。
デジトレ診断の設問は、回答者によって「よく当てはまる」「やや当てはまる」「当てはまらない」の選択にバラツキがでることがあります。同じ会社でも6割位できていれば「よく当てはまる」を選ぶ方もいれば、「やや当てはまる」を選ぶ『慎重派』の方もいます。そのため、『慎重派』の場合「5つの力」、「20の強化ポイント」の点数は全体的に低い傾向があり、そうでない場合の点数は。全体的に高めに出ます。
データボードβでは企業単位でスコアを平均してしまうため、回答者間の認識の相違や課題の捉え方の違いが見えないといった課題がありました。
そこで、同じ回答者の中で「高い点数」と「低い点数」を可視化できれば、どこに課題がある(と回答者が考えている)かを発見しやすくなると考え、今回データボードβに「回答者別20の強化ポイントのスコア」を追加しました。
データボードβの追加されたページを見てましょう。画面左側のページメニューから「回答者別スコア」を選びます。
縦軸に回答者名、横軸に20の強化ポイントを並べたヒートマップが表示されます。
表全体の中で、点数の高い数値は背景が「濃い青」に、低い数値は「薄い青」に表示されます。1名の回答者が複数回の診断をした場合は、平均点が表示されます。また、表のデータは診断実施日の期間、会社名、回答者名、登録日時でフィルタをかけることが可能です。
データボードβのページのヒートマップでは、表全体の中の点数の高低はわかるのですが、回答者ごとの「高い・低い」強化ポイントが色で表現されていません。そこで、回答者ごとの高いポイント・低いポイントをExcelを使って可視化できるテンプレートを用意しました。
Excelをダウンロードして、テンプレートを使って可視化してましょう。まずは、データボードβの表の右上のメニューから、エクスポートを選択します。(表にカーソルを合わせると、表の右上にメニューボタンが表示されます)
データのエクスポートのポップアップから、「csv(Excel)」を選択して、エクスポートします。
デジトレ会員サイトから「回答者別20の強化ポイント見える化テンプレート」を入手(支援者プランご契約の方のみ入手可能です)して、データボードβからダウンロードしたExcelのデータを貼り付けます。
Excelのヒートマップには回答者別に20の強化ポイントの点数の高低が表示されます。
Excelのヒートマップは、点数が高いほど「濃い青」に、低いほど「濃い赤」になります。
表を回答者別(横方向)に見てみると、赤い箇所は、その回答者が「出来てない(と考えている)箇所」で、問題箇所と言って良いでしょう。
一方、表を強化ポイント別(縦方向)に見てみると、青系の列、赤系の列、青と赤の混在している列があります。
青が多い強化ポイント(上図の例では「業務ルールの整備」)は比較的、みんなが出来ていると考えている強化ポイントであり、問題ないと言えます。逆に赤が多い場合(上図の例では「外の声を聞く習慣」)は、全員が問題と捉えている強化ポイントであり、何らかの対応が求められると思います。
さらに、青と赤が混在している強化ポイント(上図の例では「共働の習慣」「情報アクセスの整備」)は、回答者によって捉え方が異なっているということです。今後、詳細なヒアリングや回答者間で討論する場を設けるなど、より深掘りが必要になる論点と言えます。
このように、1つの企業内で複数名の方にデジトレ診断を実施いただき、その回答結果から、デジタル活用の論点を炙り出すことができます。社内での議論を深め、デジタル活用の取り組みにつなげてみていかがでしょうか?
今後もデジトレ診断やデータボードβをより有効に使う方法を発信していきたいと思います。
デジトレ診断は100の設問に回答することで、5つの活かし方のスコアが定量的を表示します。これまで蓄積された診断データを使ってデータ分析をしてみました。
2022年9月時点で診断を実施いただいた企業は1,007社です。一社で複数の診断を実施いただいた場合もあるため、診断の件数は1,300件を超えています。
業種別では「製造業」が多く、「情報サービス」や「士業・コンサル」、「建設・工事」と続きます。
今回の総合スコア平均は81.8点(200点満点)でした。5つの活かした方では、体幹力が最も高く、基礎体力、伝える力と続きます。
業種別に5つの力の平均スコアをみると業態の特徴があらわれています。B2Cの業態が多い業種では、「伝える力」が他の力に比べて高くなっていることがわかります。
店舗を運営する小売店や理美容、宿泊などは、情報発信に積極的にデジタル活用して結果がスコアに現れているようです。
デジトレ診断 支援者プランの会員のみなさまは、上記以外にも集計・分析した結果の資料をダウンロード可能です。資料は、会員サイトからダウンロードして確かめてみてください。
この度、合同会社デジトレは、『デジタルの日』の賛同企業となりました。
『デジタルの日』とは(デジタル庁の公式サイトより)
『2021年より、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として、「デジタルの日」が創設された記念日です。官民で連携し、デジタル関連の技術・サービスを利用した様々な取組を実施し、社会のデジタル化に向けた機運の向上に取り組みます。
2022年は、10月2日(日)3日(月)をデジタルの日、また10月1日~31日までの一ヶ月間をデジタル月間と定め、様々なイベントやキャンペーンを行うことで、日本のデジタル化を加速させる期間にしていきたいと考えています。』
当社は『デジタルの日』の取組に賛同し、以下の日程にて「公開型オンラインサロン」を開催いたします。
日程:2022年10月2日(日) : 14:00~16:00
Zoomミーティングにより開催(開催内容は後日、YouTube配信予定)
参加費用:無料
内容:通常は「支援者プラン」をご利用の方を対象としたオンラインでの意見交換会(オンラインサロン)を拡張し、どなたでも参加自由な場として公開型のフリーディスカッション形式で開催します。
14:00~14:30 テーマトーク1 ツールを導入すればDXなのか?
14:30~15:00 テーマトーク2 全体最適が必要って言うけど、どうやる?
15:00~15:10 休憩
15:10~15:40 テーマトーク3 システム導入したけど、入力してもらえない
参加用URLは https://us02web.zoom.us/j/81675136645?pwd=V0ZncUxDVjFYNzU2c1pwWmVKWTFwdz09
ミーティングID: 816 7513 6645
パスコード: 150965
中小事業者様もぜひご参加ください。
参加ご希望の方は、個別のメールにてご連絡頂けますと幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
※10/2(日)のみの開催とさせていただきました。
わたしたちデジトレのミッションは「地域で頑張る中小ビジネスのデジタル経営現場の知恵と工夫に学び、整理・体系化して再び現場に届けること。」です。
現場で学ぶことは本当に多くあり、デジトレ診断についても、活用の仕方や有効性を表現する言葉の選択なども、利用者様から教えていただくこと、気づかされることがあります。
デジトレ診断のご紹介資料も、そういった視点を都度反映してきていますが、この9月にも次のような改版をさせていただきました。
ぜひご覧いただければ幸いです。なお、支援者プランご契約の皆様は、パワーポイントファイルでダウンロード可能になっていますので、ご自身のプレゼン資料と組み合わせてご利用いただくことが可能です。
この度、支援者プランのご契約者様を対象に「URLご案内シート」の提供を開始しました。
この「URLご案内シート」は、デジトレ診断に関連する複数のURLをわかりやすく一覧にしてご案内するものです。
※Google ID宛に共有設定のご連絡をさせていただいております。
この「URLご案内シート」のURLのみブックマークしておいていただければ、毎月、デジトレ診断のURLやQuickのURL、データボードのURLなど、すぐにご確認いただくことができます。ぜひ上手くご活用いただければと思います。
すでに1,000社以上の中⼩企業や農業経営体が利⽤している「デジトレ診断」の無料版をリリース
中⼩ビジネスのためのデジタル経営の⾃主トレ⽀援サイト「デジトレ」を運営する合同会社デジトレ(東京都中央区)は、すでに1,000社以上の中⼩企業や農業経営体が利⽤している、⾃社のデジタル活⽤度をセルフチェックしてDX・デジタル活⽤の次の⼀⼿を⾒つけるためのオンライン⾃⼰診断ツール「デジトレ診断」の無料版として、「デジトレ診断Quick」の提供を2022年8⽉より開始いたします。
合同会社デジトレが提供するオンライン⾃⼰診断ツール「デジトレ診断」は、⾃社のデジタル活⽤の現状を俯瞰でき、デジタルをどこまで活かせているのか、強いところ、⾜りないところが⼀⽬でわかる⾃⼰診断ツールです。
100問からなる設問は、中⼩企業や農業経営体の実際のデジタル活⽤事例から抽出したベストプラクティス集となっており、設問に回答しながら模範とすべきデジタル活⽤の取り組みや視点を学び取り、⾃社に必要な次の⼀⼿を⾒つけることができます。
2020年に有料版として提供を開始して以来、主にITコーディネータや商⼯会議所などの中⼩ビジネスの⽀援者を通じて、DXセミナーや研修会、個別相談の場で、1,000社を超える事業者にデジトレ診断を活⽤いただいています。
この度、設問数を従来の半分の50問に厳選した「デジトレ診断Quick」をあらたに開発し、これを無料で⾃⼰診断に利⽤できるようにしました。
これにより、さらに多くの中⼩企業や農業経営体の⼿にデジトレ診断を届け、⾃ら⼿軽に短時間で⾃社に必要な⼀⼿を⾒つけていただくことで、それぞれの事業者が、⾃社にあった、事業の成⻑に直結するDX・デジタル活⽤の取り組みを加速できる環境を整えます。
<商品・サービス概要>
デジトレ診断は、⾃社のデジタル活⽤の現状を俯瞰でき、デジタルをどこまで活かせているのか、強いところ、⾜りないところが⼀⽬でわかる⾃⼰診断ツールです。
【1】職場のデジタル活⽤度を把握する
デジトレ診断は、職場のデジタル活⽤度を独⾃の指標である「5つのデジタル⼒」と「20の強化ポイント」で定量化します。情報システムなどデジタルツールの環境整備の状況と、システムやデータを活かすための組織としての習慣化の現状を、客観的指標で把握できます。
【2】ベストプラクティスから学ぶ
デジトレ診断の設問は、中⼩企業や農業経営体の実際のデジタル活⽤事例から抽出したベストプラクティス集です。先進的な中⼩ビジネスはどのようなデジタル活⽤に取り組んでいるのか、どういった視点を持つ必要があるのか、⾃社で出来ていないのはどんな点か。設問に回答しながら模範とすべきデジタル活⽤の取り組みや視点を学び取ることができます。
【3】あなたの職場に必要な⼀⼿を選ぶ
現状を把握し、ベストプラクティスを学んだら、あなたの職場に必要な次の⼀⼿を⾃ら選択して実⾏しましょう。これからの事業に必要な取り組みは何ですか?⾜りないものは何ですか?
あれもこれも選ぶ必要はありません。実⾏できなければ絵に描いた餅です。ベストプラクティスの中から、あなたの職場で伸ばしたいものを1つ選び、それを着実に実⾏しましょう。あなたの⼀歩を後押しするワークシートも提供します。
わずか10分でこれらをセルフチェックできるのがデジトレ診断です。
⽐較項⽬ | デジトレ診断 | デジトレ診断Quick |
サービス開始 | 2020年12⽉〜 | 2022年8⽉〜 |
設問数 | 100問 | 50問 |
アクセス⽅法 | Webブラウザでアクセス | Webブラウザでアクセス |
スコア化の⽅法 | 独⾃指標である「5つのデジタ ル⼒」と「20の強化ポイント 」で定量化 | 独⾃指標である「5つのデジタ ル⼒」と「20の強化ポイント 」で定量化 |
⽣成されるレポート | 1)スコアシート 2)解説シート+⾏動計画シー ト 3)補⾜説明資料 | 1)スコアシート 2)解説シート+⾏動計画シー ト 3)補⾜説明資料 |
価格 | ⽀援者プラン 18,000円/年〜 | 無料 |
主な利⽤条件 | 他社の診断に利⽤可能 | ⾃社の⾃⼰診断に利⽤可能 |
テーマ名 | 中小企業の中でデジタル活用を推進する人材に必要なスキルマップの作成【S22001】 |
背景・課題認識 | 中小企業もデジタル活用と無関係にはいられなくなる中、これまで行われてきた中小企業の経営者に対するデジタルに関する研修とは別に、中小企業の中の人材に対するデジタル活用力の向上・育成のニーズが高まっている。これに対して、我々ITコーディネータはこれまで「IT経営」を旗印に活動してきたこともあり、中小企業の中の人材の育成については、具体的な体系や研修すべきスキルを明確にできていない。 |
目的・ねらい | 中小企業の中において、経営者からの指示を受けて、デジタル活用を進める人材に必要なスキルをスキルマップとして定義し、多くの中小企業でのデジタル活用人材の育成の一助とする。 なお、想定するデジタル活用人材は、デジタル技術者ではない。社外のITベンダーやデジタル技術者の力を借りて、中小企業の中で業務を改善・変革し、社内のスタッフを巻き込んで、業務の中でデジタルを使うこと、を組み込んでいける人材を想定する。 |
取り組みのポイント | 本研究に参加するITコーディネータは、当社から参加する4人のほかは、全国から最大16人を募集し、当社から提示するスキルマップの原案および改定案をオンライン会議にてレビューする役割とする。 なお、完成したスキルマップはオープンソース(CCBY)としてITコーディネータを中心に全国の中小企業の現場での利用を促進していく。 |
想定する参加者像 | 中小企業のDX推進(デジタル活用による事業成長)には、中小企業の内部人材のデジタル活用スキルの養成が肝心であると共感いただける方 独立系ITCか企業内ITCかは問いませんが、できれば、完成したスキルマップに基づいて、中小企業の内部人材のデジタル活用スキルの養成に、実際に取り組みたいと思われている方(企業内研修や支援機関等への研修企画提案など) |
その他 | なお、当該スキルマップに基づいて、各スキルを養成するための研修カリキュラムなどの教育ツールも求められるが、その制作は参加者の自由意思により行うことを参加者相互に許容し、本活動でそれを妨げないものとする。むしろ、オンライン会議の中で、希望に応じて相互レビューの時間を設けることも積極的に行う。 |
※テーマ研究活動に参加されたITCは、実践力ポイント2ポイントを取得できます。テーマ研究活動について詳しくはITCAのこちらのサイトをご確認ください。 https://www.itc.or.jp/foritc/itccommunity/outline.html
今年もITコーディネータ協会様と連携し、題記研修を実施します。
今年は全5回の開催を予定しています。
※開催日程はこちら → ITCAサイト
講座の内容を以下にご案内いたします。
【1日目】
【2日目】
【3日目】