「IT活用実態調査」報告書(東京商工会議所サイトより)

東京商工会議所のWebサイトに題記の調査レポートがアップされていました。なかなか興味深い点がありましたので抜粋してご紹介させていただきます。

出所  :http://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1023907
発表日 :2021年2月25日
発表者 :東京商工会議所 中小企業部
調査期間:2020年10月15日(木)~10月30日(金)
調査対象:東京23区内事業者10,000社(回答数:1,259社(回答率12.6%))
※調査結果の解説動画もアップされています。https://youtu.be/yvRbm8rEWNw

こちらの調査では、企業のIT活用状況を次の4つのレベルに分け、そのレベルごとにITへの取り組み状況の傾向を整理しています。
レベル1:口頭連絡、電話、帳簿での業務が多い
レベル2:紙や口頭でのやり取りをITに置き換えている
レベル3:ITを活用して社内業務を効率化している
レベル4:ITを差別化や競争力強化に積極的に活用している

レベルは次のような構成になっていて、ちょっと意外だったのは、レベル3と4で半分以上を占めているなど、IT活用がどちらかといえば進んでいる様子がうかがえること。東京都内の事業所だからこその傾向なんだと思いますが、各地域ごとにこういう構成がわかるといいなと思いました。

(公表数字を元にグラフはデジトレが作成)

そして、これを以下の分類ごとに傾向の有無を整理いただいています。従業員規模や経営者の年齢では大きな差は見られなかったが、従業員の平均年齢では明らかな差があったというレポ―トです。なるほどですね。言われてみればそうなんでしょうけど、データで示されると説得力があります。

従業員規模   :大きな差はないが、小さい企業の方がやや積極的
経営者の年齢  :大きな差はないが、経営者が高齢である方がやや消極的
従業員の平均年齢:大きな差があった、平均年齢が若い企業の方が積極的

(公表数字を元にグラフはデジトレが作成)

また、「IT活用に関する課題」という設問でも、レベルごとに違いがみられたそうです。レベル4の「特になし」には、なんだか納得できるところがあります。

レベル1:IT導入の旗振り役が務まるような人材がいない
レベル2:IT導入の旗振り役が務まるような人材がいない
レベル3:コストが負担できない
レベル4:特になし

以上、抜粋してご紹介しました。個人的にはなかなか興味深かったです。詳しくは元サイトをあたっていただければと思います。