モノを売るだけじゃない、「サービスEC」

「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」という本をご存知でしょうか。
マーケティングに関する原理原則を解説した少し前の出版された書籍ですが、筆者の書棚の中でも重要本コーナーに鎮座する一冊です。
この「マーケティング22の法則」に、こんな法則が紹介されています。
「カテゴリーの法則」「分割の法則」

商品の購買において、消費者は何らかの「カテゴリー」を意識して購買の意思決定を行う。
そのカテゴリーで一番の品質だったり最新消費だったり最安値だったり。
自社の商品がどの「カテゴリー」に属するのかを明らかにして伝達することは購買促進において不可欠と。

そしてそのカテゴリーは、時間の経過と共に「分割」していく。
業界の成熟と競争の進展によって、古いカテゴリーの中から新しい「カテゴリー」が自然と形成される、つまり、古いカテゴリーが分割されていく。

これ、すべからくすべての業界に本当に当てはまるなー、と常々感じるところなのですが、Store.jpやBASE、Shopyfiのように、ECサイトを簡単に立ち上げられるサービスについても同じような傾向が生まれているようですね。サービス販売に特化したSaasの登場です。「サービスEC」。

もともとEC構築サービスには、ショッピングカートと決済システムが備わっているため、ある意味なんでも、小物でも本でも洋服でも雑貨でも食品デリバリーでも、いろいろな商品サービスをオンラインで販売できるわけですね。
だから、モノではなくても、チケット的なサービス料金なんかにも利用できる。知人同士の勉強会の参加費の決済をこれで済ますようなことだってできます。

ただ、本格的なサービス販売、スクールやカウンセリングといったサービスを販売する場合には、予約だったり、サブスク的機能だったりが現実問題として必要になる。そういった機能が従来のEC構築サービスにはなかったり値段が高い。だから特化してサービス展開していますと。
「MOSH」というサービスがその一つ。先日新聞に出てました。
オンライン講習を購入するとZoomのURLを自動で送ってくれるそうです。
(これ、ラクそう・・。デジトレでも使いたい・・。)

なるほど、調べてみると、んんん?あれあれ?そうか、これって、「ココナラ」とかがやってる個人のスキル販売サービスと似たようものですね。クラウドソーシング的なサービスとECサービスとの境界線がクロスオーバーしている中でカテゴリーが分割している。
Saasの選び方がますます複雑になってきました。

参考URL
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC09DQ10Z00C21A6000000/
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00420/