サブスクの着実な浸透

ベビージョブ https://baby-job.co.jp/

ベビカル https://babycal-jre.com/

いずれも、ベビー(幼児)向けのサブスクリプションサービスです。


ベビージョブが提供するのは、「手ぶら登園」という紙おむつとおしりふきが使い放題となるサービスで、ユニ・チャームと連携しての提供。
保護者が月額費用を支払えば、 紙おむつとおしりふきが保育施設に届くサブスク。

単に面倒だとか買い忘れ防止とかにとどまらないところが関心したポイントで、
・紙おむつに名前を書く必要がなくなった(保護者がきちんと名前を書いて持参する必要があった)
・園児ごとに管理する保育士側の負担も減った
・使用済みのおむつの一括回収もしているので使用済のものを園児ごとに管理する手間もない
・使い放題プランなので園児の状態にあわせて遠慮なくおむつ交換ができるようになった
という、副次的なメリットもあるサービス設計になっているのがすごい。

デジタルの活かし方としては「つながる力」ですが、単に保護者とつながるだけなら、自宅におむつがサブスクで届くわけで、なんとなく従来からある話なわけですが、保育施設ともつながることで、その利便性が各段に向上する。

つながるために、スマホアプリとかを作らなければいけないわけではなく、従来からあるWeb注文の手段でも入口は全然構わない。やはり提供しているものそのものが「便利である」ことが本質であるわけですね。

ベビージョブは、もともと保育所の運営から保育士の求人・転職サイトの運営をされているようで、保育士の現場を見ているからこそのサービスなのだと思います。


ベビカルは、ベビーカーのレンタルサービスで、JR東日本と西武ホールディングスが展開しているもの。
まずは西武鉄道の駅に導入されたと先日新聞報道で目にしました。

商業施設でのベビーカーレンタルは従来からあったけど、施設内に限定したものだった。それを駅を拠点に貸し出しすることで、駅の利用、駅を中心とした街の回遊につなげていこうという視点ですね。広義のMAASかな。
エキナカじゃないけど、人々が日常的に利用する駅を軸にしたサービスっていうのは、まだまだ広がりそうですね。


子供向けのサブスクは、こちらのサイト(https://www.kitalog634.com/entry/childcare-subscription)でも紹介されていますが、離乳食やらベビー用品やらと広がりを見せているようです。

考えてみれば、育児って、大概の場合、誰もが初心者なんですよね。それで初心者のままで没入しているうちに子供たちはぐんぐん大きくなってステージが変わっていく。幼稚園、小学校、中学校、・・その都度必要なものって変わるので、学ばなければいけないことも変わっていく。

共働きが当たり前の世の中、そういった情報収集に費やせる時間も、たぶんかつてよりはずいぶん減っているんでしょう。そういう中でサブスクには、学びを省力出来るという利便性もあるのかもしれませんね。

ひざの上で赤ちゃんを抱く父親のイラスト